暮らしが仕事、仕事が暮らし
「暮らしが仕事、仕事が暮らし」(陶芸家・河井寛二郎が大切にしていた言葉)
この言葉に相応しい家が完成しました。
お施主様は新築を機に独立し、この土地で造園業を営みます。
そのために、一般的な住宅とは少し変わったプランになりました。
仕事柄、土を扱うことが多いため、作業着のままの土足でも使用できるように、1階のトイレは玄関の土間部分に配置しています。
また、浴室は母屋ではなく、事務所として使われる予定の「離れ」の片隅に設けました。
靴や作業着についた土を居住スペースに上げたくないこともありますが、ここに設けることで、浴槽からは茶畑と、天気が良い日には海まで望めるプランとなっています。
造園工事はもちろん、内装もお施主様の施工の部分が多いため、未完成の部分を残してのお引き渡しとなりましたが、これからの成長がとても楽しみです。